呼吸のしくみって何?図でわかりやすく解説!【高校生物】【大学生物】

勉強

呼吸の仕組みってどうなってるの?!

そんなふうに困っているそこの高校生、大学生!この記事を読んでバッチリ理解していきましょう!

 

大まかな仕組み

呼吸とは、図のように、大まかに言うと
解糖ピルビン酸の酸化クエン酸回路酸化的リン酸化の四つになっています。

グルコースから呼吸を経てATPができるわけですね。

では一つ一つ見ていきましょう!

解糖

グルコースを分解してピルビン酸をつくります。
ATPも作られます。

ピルビン酸の酸化

ピルビン酸を酸化してアセチルを作ります。

クエン酸回路

アセチルからクエン酸とCO2を発生させています。
呼吸で出されるほとんどのCO2はここで出ているものなんです!
ATPも作られます。

酸化的リン酸化

電子伝達鎖化学浸透の二つでできています。

電子伝達鎖

  • 電子伝達を行ってプロトンをくみ出す役割があります。
    NADHやFADHから電子を運び出し、最終的にを作ります。
    最終の電子伝達体は酸素となっています。
  • ここでのプロパン勾配を作るエネルギーを供給するのは、
    ミトコンドリアでの発エルゴン的酸化還元反応なんです。

*発エルゴン的=エネルギーを発生させるということ。

  • 電子伝達鎖に電子が流れるとき、
    ミトコンドリアの内側のpHが上がり、アルカリ性が強くなります。

化学浸透

プロトンの逆流によってここでATPを合成します。

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