大学受験は学生にとって重要な節目です。
志望する大学に合格するためには、効果的な勉強法を身につけることが欠かせません。
本記事では、進学高卒、国公立大学現役合格の私が、大学受験に効果的な勉強法を紹介します。
これらの方法を実践することで、より効率的に学習し、自信を持って臨むことができるでしょう。
目標設定と計画立て
まずは受験の目標を明確にし、それに基づいて計画を立てましょう。
ここで大切になってくるのが、長期目標と短期目標を設定し、具体的な学習計画を組み立てることです。長期目標とは、志望大学、学部や将来の夢といったところです。短期目標とは週や日ごとに立てる計画です。実際に私も受験生の時期は、1日の初めや前日に、その日1日何をするのか、どこまで進めるのかをざっくり紙に書き出していました。計画を立てることで、学習の方向性が明確になり、やるべきことに集中できます。
モチベーションの維持
大学受験は長期戦ですので、心が折れて、「どうして勉強してるんだ、やめたい、」という思いが強くなりすぎないように、モチベーションを維持することが重要です。自分の受験目標や理由を意識し、自己啓発や小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを高めましょう。今日、これを終わらせられた、だとか、ずっと覚えられなかったけど、やっと暗記が進んだとか、そんな小さなことの積み上げが自信につながります。どんなに小さな目標、目的でも構いません。大学は本当に楽しいところなので、あれをしたいこれをしたいという思いは、持っていれば持っているほどモチベーションになります。また、何より大切な周囲との刺激や励ましを受けるために、友人や家族とのコミュニケーションを大切にしましょう。受験というのはなかなかに長く苦しいものになります。私の周りのどの人に聞いても、誰かと励まし合って、支え合うことで、目標を見つめ続けられたり、心を折ることなく頑張り続けられたという声がとても多いので、コミュニケーションというものは絶対大切にしていきましょう。
適切な学習法の選択
自分に合った学習法を選択することも大切です。
例えば、積極的な参加型の学習法(アクティブラーニング)や問題演習、過去問などを取り入れましょう。
受験には色々な科目があることが多いので、気分転換に科目を変えながら進めるのも良いでしょう。
個人的なおすすめは、何事もタイマーで時間を測って勉強することです。ぼんやりしたり眠ってしまった時間を自覚でき、自分の頑張りを数字として見つめられる上、じゃあ何分やって休憩しようという効率的な勉強にもつながります。また、自己学習だけでなく、塾や予備校の授業を活用することも有効です。塾はお金がかかる上、いろんなものがあって選ぶのも大変です。塾の選び方についてはまた記事を出します。
確実な基礎固め
大学受験では基礎的な知識や解法の習得が求められます。
重要な科目や分野については、基礎からじっくりと学び直しましょう。
テキストや参考書、オンライン教材を活用して、徹底的に基礎固めを行いましょう。あまりにもややこしく、うまくいかない場合、全暗記も一つの方法ではありますが、少しでもなぜそうなっているかの根本的な理解を進めることで、暗記する部分も減り、楽に応用問題を解けるようになっていきます。
模試はどれくらい受けるべき?
学習した知識や解法を定期的に演習し、理解度を確認しましょう。
過去問や模試を解くことで、実際の試験形式に慣れ、時間管理や問題解決力を高めることができます。
正確な自己評価を行い、弱点を補強することも重要です。
模試は、自分の受験方式に近く、受けられるものはできるだけ多く受けることをお勧めします。
共通テスト型、二次試験型をどちらも受けることで、どちらでどれだけ点数を取るべきかもわかりますし、
何よりも緊張感のあるその「場」に慣れることができます。
私自身も模試をたくさん受けていたので、本番どちらの試験でも、「模試みたい」という感覚でいつも通り、
いえ、いつも以上の実力を発揮できました。
最後に
大学受験には効果的な勉強法の実践が不可欠です。
目標設定と計画立て、モチベーションの維持、適切な学習法の選択、確実な基礎固め、定期的な演習と模試など、
これらの要素をバランスよく取り入れましょう。
自分の学習スタイルに合った方法を見つけながら、効率的かつ効果的な学習を実践し、
大学受験、絶対に合格していきましょう!
コメント