【集団?個別?】国公立大現役合格者が教える!大学受験の「塾・予備校」選びのポイント

高校生向け

大学受験は個々の学習スタイルやニーズに合った適切な指導を受けることが重要です。塾・予備校選びにおいては、集団指導と個別指導が選択肢となります。本記事では、実際にどちらも通ったことがある、国公立大学現役合格者の私が、大学受験の塾・予備校選びにおいて集団指導と個別指導のポイントに着目し、どちらが自分に合っているかを考えるためのメリット、デメリットを伝えていきます。

集団指導

集団指導は多くの生徒が同じ教室で一斉に授業を受けるスタイルです。

メリット

モチベーションの向上:

同じ目標を持つ仲間と学習することで切磋琢磨し、モチベーションを高めることができます。また、周りの理解度に合わせようと頑張れるので、自分のレベルがどんどん上がっていくでしょう。

効率的な学習:

複数人で学習することで、他の生徒の質問や解説を通じて新たな理解を深めることができます。

経済的な負担の軽減:

一人当たりの授業料が比較的低くなる傾向があります。

デメリット

個別のニーズへの対応:

生徒一人ひとりの学習ニーズに合わせた指導が難しい場合があります。実際私は駿台予備校に通っていましたが、教授からの個人的な勉強方法のアドバイスなどももちろんありませんし、先生方との距離感はやはり遠くはなります。

進度の一律化:

全ての生徒が同じペースで学習を進めるため、自分の理解度に合わせた学習が難しいことがあります。自分でどのクラスを取るかなどはありますが、授業はどんどん進むのでついていくのが難しい場合もあるでしょう。

個別指導

個別指導は一人ひとりに合わせたカリキュラムと指導を受けるスタイルです。

メリット

個別のニーズに対応:

自分の苦手な箇所や理解度に合わせた指導を受けることができます。

自分のペースで学習:

自分の進度に合わせて学習を進めることができ、理解が追いついていない部分を重点的に学習できます。

質問や相談のしやすさ:

講師との一対一のコミュニケーションが取りやすく、疑問や質問を遠慮なく相談できます。受験勉強において、わからないことを即座に解決するということは何よりも大切ですので、これは個人的に一番大きなメリットです。

デメリット

費用の面での負担:

一人当たりの授業料が比較的高くなる傾向があります。

グループ学習の刺激が欠如:

個別指導では他の生徒との切磋琢磨が少なくなるため、他の人との学びの刺激が少なくなる場合があります。しかし、1対2の塾もありますし、塾内での交流を深めれば切磋琢磨も不可能ではありませんし、逆に、より深い関わりを持つこともできるでしょう。

自分に合った選択をするために

本当にこればかりは個人の向き不向きがあります。誰かがとてもいい!お勧め!といっている場合でも自分に合っておらず伸び悩むなんてこともざらにあります。

学習スタイルの把握:

自分は他の生徒と刺激を受けながら学習するのが合っているのか、それとも一人で集中して学習するのが好きなのかを考えましょう。

目標とニーズの整理:

自分の目標や受験科目、苦手な箇所などを整理し、それに合った指導を提供している塾・予備校を選びましょう。医学部専門塾などもあります。

体験授業の参加:

塾・予備校の体験授業に参加し、実際の雰囲気や指導内容を体験してみることで、自分に合うスタイルを見つけることができます。同じ系列塾でも、土地によって雰囲気が大きく異なります。自分に合っているか見るためにも体験授業は必ず参加しましょう。

大学受験の塾・予備校選びでは、自分自身の学習スタイルや目標に合わせて、集団指導と個別指導の利点を比較し検討することが重要です。最適な選択をするためには、複数の塾・予備校を比較し、体験授業やカウンセリングを通じて自分に合った学習環境を見つけることをおすすめします。

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