中学英語の進め方を「1から」学ぶ

中学生向け

中学英語を一から学び直したいけれど、

どこから手をつけたら良いかわからない人もたくさんいるとおもいます。

そこで今回は勉強の基礎についてみていきましょう。

中学校での勉強の順番

学校のカリキュラム

中学ではどのような順番で英語の勉強を進めるのでしょうか。

学校や地域差もあるとは思いますが、おおかたこのようなカリキュラムとなっています。

‑____ 中学英語カリキュラム

参考:啓林館

学年が上がってから勉強をやり直したい方は全てにおいてこのカリキュラム通りにやらないといけないことはありませんが、学校がこの形でやっているということは、理解しながら進めやすいやり方だということになりますから、参考にするとやりやすいと思います☺️

中三以上の時は?

私が中学3年生の生徒さんに一から教えるときは、

形の説明 → be動詞・一般動詞(現在形、過去形)→ 疑問文・否定文 → ・・・

のようにある程度まとめて教えることが多いです。

参考書で独学で勉強する場合は、一から並べられているものを選ぶとやりやすいでしょう。

いつ英語を勉強するにしても、基本がわからなければすぐに詰まってしまいますし、余計混乱して嫌いになってしまうことが多いです。こんなグローバル社会の中でそれは本当にもったいない!

ぜひ一歩一歩ゆっくり理解していきましょう。

英文の形

英語は他の国の言語なので、日本語をそのまま訳すとおかしくなってしまうことがよくあります。

そこで理解しやすいように、次は英語の基本の組み立て方について見ていきましょう!

主語と動詞

英語は何で組み立てられているでしょうか?そう、主語と動詞です。

日本語で言うところの主語と述語ですね。

主語

では、主語とはなんでしょう?

主語とは文の一番最初にくる、『わたしは〇〇です』の『わたし』の部分です。日本語ではなくてもいい場合がありますが、

英語では絶対に抜いてはいけない大事なものです。

具体的には『わたし』『あなた』『彼』『彼女』『それ』『あれ』

英訳すると、『 I(アイ)』『you(ユー)』『 he(ヒー)』 『she(シー)』『it(イット)』『that(ザット) 』

がよく出るところですね。

 

よく出る主語

主語には大きく3種類あります。

一人称、二人称、三人称です。

一人称は自分を含む主語のことです。

「 I 」「We」がこれにあたります。

日本語にはさまざまな一人称(わたし、ぼく、おれ、自分、某、我、朕…などなど。みなさんの一人称はなんですか?)

がありますが、英語にすると全部「I」になってしまうんです。ちょっと変なかんじですね。

二人称は相手のことを指す主語です。

「You」しかありません。

三人称はそれ以外の全部に当たります。

広すぎますね。笑

これは二つに分けられます。

まずは三人称単数

1人の人を指したり、1つのものを示すときに使います。

「He」や「It」、人名の「Tom(トム)」「Mary(メアリー)」

などが当てはります。

次に三人称の複数

「They」などの二つ以上のものをまとめて表すときに使うものです。

動詞

次に動詞とはなんでしょうか。

動詞は、漢字を見るとわかりやすいと思いますが、

『好き』『遊ぶ』『する』『泳ぐ』のような動作を表すもの。

それが””詞です。

しかし!英語の主な動詞には二つ種類があるんです。これを今回はぜひ覚えて帰ってくださいね☺️

聞いたことがあるでしょうか。『be動詞』と『一般動詞』です。

be動詞』は数学の式に出てくる「(イコール)」と同じ仕事をします。日本語の「私は」の『は』の部分ですね。

具体的には『 am(アム)』『is(イズ)』『 are(アー) 』となります。

気づきましたか?

そう!

1つじゃないんですね。

be動詞は主語によって変わります。

でも、安心してください。3種類しかありません。

賢いみなさんならすぐに覚えられるでしょう。

「I」なら『am(アム)』

「you」「複数(2人以上)」なら『are(アー)』

「三人称単数」なら『is(イズ)』

一般動詞』はさっき言ったような動作を表すものです。

『好き』『遊ぶ』『する』『泳ぐ』だと『 like(ライク)』 『play(プレイ)』『 do(ドゥー)』『 swim(スウィム) 』

になります。

ではついに最後は英文の形の並べ方の話をしていきたいと思います!

主語と動詞の並べ方

基本的に一つの文に入れられる主語と動詞はそれぞれ一回ずつだけです!

そして並び方は決まっていて、『主語 動詞』の順になります。

疑問文になるとまた話が変わるのですが、基本的にはこの順番です。

もう一つ大事なことがあります。

そう!be動詞と一般動詞の使い分けですね。

具体例で見てみましょう。

主語、動詞、補語、目的語の使い方

まず「私は泳ぎます」

これを英訳してみましょう。

「I swim.」ですね。

文の構成は

「I」→「主語(S)

「swim」→「動詞(V)」となっています。

これが一番基本的な形ですね。

第一文型と言います。

「私は医者です」

これを英訳するとどうなるでしょうか。

「I am a doctor.」ですね。

文の構成は

「I」→「主語(S)

「am」→「動詞(V)

「a doctor」→「補語(C)」となっています。

先ほどから見慣れないものが出てきましたね。

S,V,Cとは英語学習の中でよく出てくる略称です。

これを機に覚えておきましょう!

補語も初めて出てきました。

補語とは文章内で足りない情報を補う役割を果たすもの

そして主語とイコールになるものです。

この文で使われているのは「am」つまり『be動詞』ですね。

「私=医者」と言える状況なので

『be動詞』と『補語』を使うということです。

これを第二文型と言います

次に、

「あなたはバスケットボールをする」

これを英訳するとどうなりますか?

「You play basket ball.」ですね。

文の構成は

「You」→「主語(S)

「play」→「動詞(V)

「basket ball」→「目的語(O)」となっています。

目的語とは動作が及ぶ対象や動作の目的を表すものです

O→object(オブジェクト)

動詞に注目するとこの文で使われているのは

「play」つまり『一般動詞』です。

「あなた≠バスケットボール」なので

be動詞は使えず、『一般動詞』を使います。

これは第三文型と言います。

注意点

ここまでに使った主語は「I」と「you」だけでしたが、

他ならどうなるのでしょうか。

前回やった三人称を使った場合です。

三人称の複数。

「they」などなら、特に気にする事はありません。

しかし、三人称単数(sheやheなど)が主語のとき、

一般動詞の最後にsをつけることを忘れてはいけません。

like→likes

play→plays

などですね。

studyのように最後がyになるときは「yをiに変えてes

study→studies

となります。

まとめ

主語(S) :I, you, he, she など

動詞(V) :be動詞と一般動詞がある。

補語(C) :文章内で足りない情報を補う。主語とイコールになる。

目的語(O):動作が及ぶ対象や動作の目的を表す。

文型

第一文型:S V

第二文型:S V C

第三文型:S V O

主語と補語がイコールになる時は、be動詞を使う。

I am a doctor. など(I = doctor)

三人称単数を主語にするときは一般動詞の最後にsをつける。

以上、英語の基本の話でした。

どうでしょうか、今回は中学英語の勉強の順序について説明しました。

 

ご観覧ありがとうございました☺️

わからないところがあれば遠慮なく質問を送ってくださいね。

ではまた。

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